【レッスン室便り①】

(2023年度)


<目次>

日付順に並んでいますので、ご覧になりたい項目までスクロールしてください。

2/29   ッスンへの「全集中」!

2/2   「まめまき」の曲を楽しく!

1/4     新年を迎えて

12/21 靴下の中身は?

12/5   クリスマス飾りに囲まれて!

11/26 発表会を通じて感じる「成長」

10/9   ハロウィンの季節がやって来た!

9/10   発表会の準備進行中

7/9  発表会の曲目選び

5/28   ピアノ発表会の日程が決定!

4/9  ピアノの実技と楽しさ


<レッスンへの「全集中」! 

2024.2.29更新

 

 春めいた気分を少しでも演出したいと思い、玄関にひな人形を飾ってみました。また玄関周りの花々も元気良く咲いています(下記の写真参照)。陽気は、まだまだ寒さが優勢ですが、それでも日差しや空の色からも、春の訪れの近さが、少しずつ感じられるようになって来ました。

 

 さて今回は当教室のレッスンの進め方についてご紹介したいと思います。レッスンは、1週間に1度、45分間行うことにしています。

 

 レッスン時間は、教室によっては、「30分」としているところもあり、確かに幼稚園や保育園のお子さんにとって、45分間集中力を維持してもらうのは大変ですが、ピアノ演奏とそれ以外のパーツとを適宜織り交ぜるなどしてて、なるべく生徒さんが飽きないように心掛けています。

  

 目安として、45分の内、7割前後、つまり30~35分程度はピアノを弾く時間に充て、残りの時間で音符カードや、ソルフェージュを使った課題をこなしています。ピアノ演奏とそれ以外との時間の割り振りについては、「定石」というものは無く、教室や先生によって様々ですが、当教室では、実技に重点を置いて、ピアノを弾く時間をなるべく多くしています。

 

 これは、実技の比重を高めることで、生徒さんの苦手な箇所や、難しいと感じる部分について、出来るだけレッスン中に弾けるようになってもらい、自宅での練習に弾みがつき易くするためです。

 

 それと、生徒さんが目の前にある曲に対して好奇心や関心を持ってくれることも、集中力の維持には大切なことだと思っています。このため、生徒さんからのリクエストを考慮して曲の選定をすることも積極的に行っています。

 

 生徒さんが「全集中」してレッスンに取り組んでくれれば、45分間はあっという間に過ぎてしまい、気がつくと時間を超過してしまっているということもよくあります。

 

 もちろん集中力を高めるための方法は、生徒さん一人一人によって、異なるところがあると思います。また同じ生徒さんでも、その時々によって、状態は違って来ます。

  

 そのため試行錯誤の繰り返しですが、それだけに生徒さんが集中力を高めて曲に取り組み、仕上げることが出来た時は、私自身も本当にやり甲斐を感じます。レッスンをより良いものにするため、私も「全集中」で取り組んで行きたいと思います!


<「まめまき」の曲を楽しく!

2024.2.2更新

 

 連日、身を切る寒さが続いています。明後日の「立春」を越えても、暫くはこうした日々が続きそうです。 玄関の花も、寒さに強いものを置いています(写真参照)。

 

 さて、久しぶりの更新となりましたが、特に変わりなく、毎日通常のレッスンを続けています。ニュースではインフルエンザやコロナが流行していると伝えられていますが、幸い、生徒さん達はいつも通り元気な姿を見せてくれています。

 

 そうした中、明日(2月3日)の節分に合わせて、初心者の生徒さんとは、「童謡曲集ノート」に載せている「まめまき」の曲を弾いたりしています(写真参照)。今の時期、ちょうど幼稚園や保育園で歌っていて、「マスターしたい」という気持ちが強いので、指番号やリズムに気をつけながら、一生懸命に弾いてくれています。この曲はとても短いので、少し練習をすると案外簡単に弾けるのも良いようです。

 

 「童謡曲集ノート」には、この他に「お正月」(写真参照)や「ひなまつり」も載せてあり、やはりこの時期の季節を感じられる曲なので、レッスンで取り上げています。これらも生徒さん達は良く知っていて、楽しみながら弾いています。

 

 ピアノは、テキストが進むにつれて難易度が上がり、なかなか上手く出来ないと悩んだりする時期もありますが、こうした時に、「童謡曲集ノート」時代に楽しんで弾いた経験が、生徒さん達がピアノに向き合い続ける上での、心の支えになると思います。

 

 これからも、生徒さんが関心を持ち易く、楽しんでもらえる曲を織り交ぜながら、レッスンを進めたいと思います。


<新年を迎えて

2024.1.4更新

 

 皆様、新年明けましておめでとうございます。毎日厳しい寒さが続き、また元旦からいろいろなニュースが飛び込んで来ていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか? 

 

  「災い転じて福となす」で、今年一年が、龍が天に昇るように素晴らしい年となりますことをお祈りしています。

 

 さて当ピアノ教室も、12月29日から1月4日まで、ちょうど1週間のお休みをさせていただきました。その間、私自身も穏やかな時間を過ごして、心身のリフレッシュをしました。

 

 明日(1月5日)から生徒さん達がレッスンに来てくれますが、皆さんを賑やかにお迎えしようと、玄関周りにお正月の花などを飾りました(下記の写真参照)。新年始めのレッスンに弾みがつけばと思っています。

 

 今年も、「真面目に誠実に」をモットーに頑張っていきたいと思いますので、引き続き宜しくお願い致します。


<靴下の中身は?

2023.12.21更新

 

 今年も後10日余り。去年までと違い、繁華街にも人が溢れていて、久々に年末らしい年の瀬が戻って来た感じです。

 

 さて、今年は、クリスマス前のレッスンで、生徒さん達にお菓子のプレゼントを渡しています(下記の写真参照)。

 

 毎年の恒例という訳ではなく、たまたまお店で子供達が喜びそうな靴下の袋を見つけて、「これにお菓子を入れてプレゼントをしよう!」と思いつき、人数分用意しました。

 

 中身は駄菓子なので大したことは無いのですが、どの生徒さんも興味津々で、中を覗きそうにするので、「家に帰るまで開けないでね!」と約束をしてお渡しています。皆さんとても嬉しそうに持って帰ってくれています。

 

 中高生や、大人の生徒さんには、駄菓子では少し幼な過ぎるかと思うので、同じ袋にそれとは別のお菓子を入れる予定です。

 

 冬休み前の時期は、学校が少し暇になるせいか、どの生徒さんも良く練習をして来てくれています。皆さんには、この調子で年末までしっかりと頑張ってもらい、すっきりとした気持ちで新年を迎えて欲しいと思っています。

 

 今年1年「レッスン室便り」をお読み頂き、有り難うございました。皆様が素晴らしい新年をお迎えになることを、心よりお祈りしております。 


<クリスマス飾りに囲まれて!

2023.12.5更新

 

 朝晩だけでなく、日中も気温が上がらず、一日中肌寒い日が続いています。ただ今週後半には暖かい日が戻って来るということで、つかの間かもしれませんが、ホッと出来そうです。

 

 さて、今年もクリスマスの飾り付けを行いました(下記の写真参照)。毎年、人から頂いたり自分で買い足したりしている内にどんどん増えて、お店が開ける程の量になってしまいました。

 

 飾り付けを収納場所から引っ張り出したり、しまったりするのは少し面倒ですが、それぞれの物には思い出がありますし、何よりも皆さんが喜んで下さるので、毎年の行事にしています。

 

 今年は、玄関のタイの木彫り人形に幼児用のクリスマス・ベストを着せてみました。洋服がきつそうなので、赤い布を縫い足した結果、少し奇妙な雰囲気のタイ人形になってしまいました。

 

 クリスマスツリーの飾り付けは、どの生徒さんも特に興味があるようで、手で触ったり、じっくり観察したりしています。

 

 レッスン室のステレオの上のおもちゃは、生徒さんが遊んでよいことにしていて、こちらも相変わらず人気です。お子さん達は、子供っぽい飾りが好きなようで、微笑ましく思います。

 

 毎週のレッスンでは、11月の発表会をきっかけに一層ヤル気が出た生徒さんが多いと感じていて、それぞれ真面目に取り組んでくれています。テキストに載っている「ジングルベル」の曲をクリスマスに上手に弾けるようにと頑張っている生徒さんもいます。

 

 今年も残り少なくなりましたが、最後まできちんとレッスンをして、良いクリスマス、良い新年を迎えられるようにしたいと思います。


<発表会を通じて感じる「成長」

2023.11.26更新

 

 少し前まで暖かい日が続いていましたが、先週後半から急に寒くなり、早くも冬の訪れが近いことを感じる様になりました。

 

 さて11月12日(日)に、当教室のピアノ発表会を開催し、大勢の皆さんにご来場して頂く中で、無事終了致しました。発表会は当ピアノ教室の最大のイベントですが、生徒の皆さんの頑張りと、ご協力を頂いたご家族の皆さんのお陰で、無事終えることが出来ました。この場を借りて御礼申し上げます。

 

 特に生徒の皆さんには、曲目が決まってから、長い期間に亘って一生懸命練習に励んでもらいましたが、発表会ではその成果を充分に発揮してもらえたものと感じています。 

 

 プログラムは、第1部のソロと、第2部の連弾という構成でした。前半のソロの部では、会場一杯の来場者の方々の前での演奏ということで、かなり緊張気味の生徒さんもいましたが、後半の連弾の部では、会場の雰囲気にも慣れて緊張がほぐれた中で、ご家族等の連弾パートナーの方々と一緒に、息の合った演奏を披露していました。

 

 発表会の最後に、講師演奏として、私が、ジブリの映画「ハウルの動く城」から「人生のメリーゴーランド」を演奏しました(下記の写真参照)。演奏後、生徒の皆さんから、たくさんのきれいなお花を頂き、とてもうれしく思いました(写真参照)。

 

 発表会から2週間が経ちましたが、どの生徒さんも、発表会をきっかけとして、以前にも増して「ピアノが上手になりたい!」と思ってくれた様で、これまで以上に熱心に練習に取り組んでくれています。

 

 運営者としての発表会に向けての準備は、決して楽では無いのですが、こうした生徒さん達の「成長」を見ていると、やはり開催して良かったなと感じています。


<ハロウィンの季節がやって来た!

2023.10.9更新

 

 ついこの間まで30度を超えていた気温が一気に下がり、肌寒い感じになって来ました。そうした中、今年も玄関周りにハロウィンの飾り付けをして、一足早くハロウィンの雰囲気を楽しんでいます(下記の写真参照)!

 

 毎年少しずつ飾り付けを増やしていますが、今年は木彫りのタイ人形の帽子にキラキラ飾りを付けたり、キラキラ・グッズを増やしたりしています。

 

 生徒さん達は、カボチャのクッションで遊び回ったり、キラキラ帽子をかぶって自分の姿を鏡に映して楽しんでみたり、小物入れにお菓子が入っているか確かめたりしています。子供たちの発想はとても面白いと思います。

 

 その一方、レッスン室には何も飾らず、生徒さん達の気が散らないようにしています。11/12の発表会まで約1ヶ月となり、皆さんには、集中して取り組んで欲しいからです。曲は順調に仕上がって来ていて、頼もしい限りです。

 

  プログラムの作成等、事務局としての作業も順調です。万全の準備をして、良い発表会となるように、精一杯努めて行きたいと思います。

 

 先月位から、風邪、コロナ、インフルエンザ等のためにレッスンをお休みする生徒さんがちらほら出ているのが気にかかっています。 ハロウィンの仮装には、災いを遠ざけるという意味があるそうですが、それにあやかって、発表会には、全員が元気な顔を揃えてくれるように祈っています。


<発表会の準備進行中>

2023.9.10更新

 

 玄関に秋の気配を感じさせてくれる花を飾りました(下記の写真参照)。背の高い花で、ベニアオイとペニカムです。花屋さんによれば、日持ちが良いとのことで、長く楽しめそうです。

 

 さて、2ヶ月ぶりのお便りとなってしまいましたが、暑さが続く中、皆さんいかがお過ごしでしょうか? 教室は、8月のお盆休みを除いて、ずっと通常通りにレッスンを行っていましたが、例年に無い暑さを理由にして、しばらく投稿をさぼってしまっていました。

 

 そうした暑さにも負けず、生徒の皆さんは、毎週元気なお顔を見せてくれていて、2ヶ月先に迫った発表会に向けて、真面目にピアノに取り組んでいます。

 

 プログラム前半のソロの部に出演する生徒さんは、年中から小学生、中学生、高校生、成人と幅広く、レベルもそれぞれなので、ひとくくりに準備状況をお伝えするのは難しいのですが、「本番は暗譜で間違えない様に演奏する」との目標は、皆さん達成出来です。私も、更に良い演奏にして行くために、言葉と手(実演)を交えて、レッスンをしています。

 

 また後半の連弾の部に、親子で連弾出演される父兄の内の何人かの方々から「私のピアノが正しいのか不安なので、聴いて欲しい」というご依頼を受けて、ピアノを聴かせて頂いたりもしています。親子で熱心に準備をして下さっていて、嬉しい限りです。

 

 今日は、「発表会のお知らせ」(生徒さんにお配りするもの。下記写真参照)の原稿を作りながら、一年前の発表会のことを思い出していました。昨年の「お知らせ」では「コロナ」についての注意事項をいろいろと記載していましたが、今年はその必要も無くなり、何よりだと思います。

 

 

 プログラムの制作、会場の打合せ等、こまごました準備が続きますが、無事の開催に漕ぎ着け、生徒の皆さんの頑張りが実る様に、精一杯努めて行きたいと思います。


<発表会の曲目選び

2023.7.9更新

 

 暑さがつのって来る中、連日不安定な天気が続いていますが、皆さん如何お過ごしでしょうか? 玄関周りの花々も、すっかり夏の装いとなっています(写真参照)。

 

 さて前回から1ヶ月余りが経ってしまいましたが、この1ヶ月の間、11月の発表会に向けて、生徒さんそれぞれの曲目を決める作業を行っていました。

 

 当教室の発表会では、ソロと連弾の2部構成なので、まずソロの曲目を、じっくりと選定し、その翌週のレッスン時に、ソロの楽譜を渡します。その後、今度は連弾の曲目を、これもまた良く話をした上で決めるのですが、こうした作業を、一人一人の生徒さんごとに、丁寧に繰り返して来ました。

 

 ソロ曲は、通常のレッスンで使う曲に比べて、長い時間をかけて仕上げて行くので、生徒さん本人だけでなく、ご家族の希望もお聞きしながら曲目を決めています。またレベルも少し難し目のものにします。

 楽譜は、私の持っている本の中から選んでコピー譜を渡すこともあれば、最近流行っている曲の楽譜をインターネット経由で購入する等、いろいろです。

 

 一方連弾の曲は、父兄の皆さんが弾いて下さる場合、もし保護者のパートが難し過ぎると、ご負担が大きくなってしまうので、簡単になるように、私が楽譜を手直ししたりしています。

 

 どちらの場合も、コピーの楽譜をそのままお渡しすると、長い間にボロボロになったり、紛れてしまったりすることもあるので、台紙に貼ってお渡ししています(写真参照)。他に、ファイルに入れたり、スケッチブックに貼る等の方法もありますが、厚紙に貼った楽譜の方が扱い易いので、そうしています。

 

 ピアノを弾くことだけでなく、楽譜を丁寧に扱い、大切に保存することも身につけて欲しいと思っています。

 

 発表会の本番まで、まだ約4ヶ月ありますが、生徒の皆さんが普段に増して熱心にピアノに向かっているのが、良く分かり、嬉しい限りです。私自身も精一杯サポートして行きたいと思います。 


<ピアノ発表会の日程が決定!

2023.5.28更新

 

 日によって、また朝晩の寒暖差が大きく、身体のコントロールが難しい中ですが、皆さんお元気でお過ごしでしょうか? 

 昨日から今日にかけては、夏の様な日差しの下、満開となった庭のゼラニウムの花の色がひときわ鮮やかに見えました!(下記の写真参照)。

 

 今回、久しぶりの更新となってしまいましたが、最近、玄関前の「小人」の色を塗り替えたり、玄関にキャンドルを飾ったりしています(写真参照)。

 

 さて、今年度のピアノ発表会の日程が、下記の通り決定しました。

 

         【2023年度ピアノ発表会】

   ♪ 日時:2023年11月12日(日)午前~午後にかけて
   ♪ 場所:練馬区関区民センター
   ♪ プログラム:第1部 ソロ演奏、第2部 連弾演奏

  

 生徒さん達にもさっそく発表会のことをお伝えしましたが、皆さん大変喜んでくれています。連弾の部には、昨年同様に親子で参加される方が何組もありそうで、ご家族でも楽しみにされています。

 

 発表会は、当ピアノ教室にとって、年間の最大のイベントです。例年、皆さんが張り切って練習に励んでくれるので、上達する絶好の機会ともなっています。

 

 これから一人一人の希望をお聞きしながら曲目を決め、レッスンも発表会を目標として進めて行くことになります。有名な曲を弾きたい生徒さん、大好きなアニメの曲が弾きたい生徒さんなどもいて、選曲も難しいのですが、今年も多彩なプログラムになりそうです! 


<ピアノの実技と楽しさ

2023.4.9更新

 

 昨日は昼過ぎから気温が下がり、雨交じりの天気となりましたが、今日は一転して、春らしい暖かい陽気になりました。

 

 こうして世の中が春本番を迎えつつある中、玄関に庭で咲いた花やイースターエッグの人形、また特大のマーガレットの鉢を置いてみました(写真参照)。

 

 さて今回はレッスンの中で時間配分についてです。レッスン時間の中で何をどの位やるのかは、ピアノ教室や先生の考え方で様々ですが、当教室では、実技に重点を置いていて、ピアノを弾く時間をなるべく多くしています。

 

 具体的には、45分のレッスン時間の内、ピアノを弾く時間には7割前後、つまり30~35分程度を充ててて、残りの時間で、音符カードを使ったクイズ、ソルフェージュ、音当てクイズなどを行っています。もちろん多少の変動はありますが、だいたいこうした割り振りです。

 

 「どうしてこうした割り振りにしたの?」と良く聞かれますが、当教室では、1週間に1度のレッスンと自宅練習とのバランスを考えた時に、生徒さんの苦手な箇所や、難しいと感じる部分について、ある程度はレッスン中に弾けるようにして、自宅での練習に弾みがつくようにするのが効果的だと考えていることが、まずあります。

 

 また、自宅のピアノとレッスン室のピアノとが異なるため、どんなに自宅で練習して来ても、1回目から、自宅と同じような演奏が出来ず、2回目、3回目と回数を重ねるうちに、ようやく調子が出てくることが、ままあります。特に初心者の生徒さんの場合には、レッスン室のピアノに慣れていないためか、こうした事が多いようです。

 

 更に「合格」すると、それを動画に撮って、保護者の方に送るようにしていますが、年齢やレベルに関係なく、「上手な演奏をきちんと動画に残す」という作業は緊張するようで、何回も挑戦して動画が完成するということがあります。動画撮影の作業を通して、「発見」することも多く、とても良い勉強になっています。

 

 楽器演奏は、スポーツに通じるところがあり、上達のためには、とにかく反復して練習することが大切です。そうしたことからすると、実技中心の進め方は、月並みですが、やはり必要だと思っています。

 

 ただそれだけだと、特に小さいお子さんの場合には、飽きてしまったり、嫌になってしまったりということもあるので、出来るだけ生徒さんがなじみ易い曲や、関心のある曲を選んだり、音符カードを使って気分転換をしてもらったりして、レッスンを盛り上げようと考えています。「楽しさが基本にあっての実技中心」を、これからも目指して行きたいと思います!