【レッスン室便り②】

(2022年度)


<目次>

日付順に並んでいますので、ご覧になりたい項目までスクロールしてください。

3/12 「節目」の時期を迎えて!

1/9  新年を健康にスタート!

12/11 サンタを迎える飾り付け!

11/13    発表会で自分らしさを表現!

10/10 発表会とハロウィンの仮装!

9/4  レッスンでの豊富な「メニュー」を目指して

8/7  レッスン室を楽しく!

7/16 「発表会」の準備期間

6/5   「発表会」の曲目を選ぶ!

5/15   今年度の「発表会」の日程が決定!

4/30 「大きな鍵盤」と「音譜カード」を使って

4/3     新年度のスタート!


<「節目」の時期を迎えて!

2023.3.12更新

 

 ようやく寒さが一段落をして、暖かい陽気が戻って来ました! 冬の間に、残念ながら、庭の花の多くが枯れてしまったので、ゼラニウムを鉢植えにして、玄関周りに飾ってみました(写真参照)。

 

 さて、久しぶりの更新になってしまいましたが、当ピアノ教室は、お陰様で通常通りに日々のレッスンを続けています。先週は、3月3日のひな祭りが過ぎて、ひな人形を片付けた後、今度は「イースター卵」の飾り付けをしました(写真参照)。

 

   私は寒がりで、冬の時期はなるべく外出を避け、レッスン室も暖房を効かせていたせいで、レッスン室の胡蝶ランも元気に満開になっていますが(写真参照)、 保育園や幼稚園、小中学校の生徒さん達の殆どは、エネルギーに満ちていて、皆さん薄着の上に、「部屋の温度が暑い!」と言う位なので、寒さも何のそのという感じでした。

 

 それでも、今年の寒さは格別で、さすがに普段よりは家にいる時間が長くなっていたせいか、ピアノのレッスンに、いつも以上に励んでくれている生徒さんも多く、上達のスピードは寒さに比例するという感じです!

 

 ところで、つい最近、生徒さんから「保育園で歌ったり、聴いたりしているから!」という理由で、「にじ」の歌や「思い出のアルバム」を弾きたいという、卒園・卒業の時期ならではのリクエストを受けました。

 

 そう言えば、今朝、ある保育園の前を通りかかったところ「そつえんしき」と書かれた看板が出ていて、おしゃれをした小さい子供たちをたくさん見かけました。

 

 当教室の生徒さん達の中にも、自分自身やご家族が「節目」の時期を迎える方も多くいらして、心よりお祝い申し上げたいと思います。

 

 ただその一方で、何かと気忙しい時期でもあるので、皆さんが引き続きレッスンに集中出来る様に、しっかりと進めて行きたいと思います。


<新年を健康にスタート!

2023.1.9更新

 

 皆様、新年明けましておめでとうございます。今年が皆様に取って素晴らしい年となりますことをお祈りしています。

 

 当教室でも、玄関周りにお正月飾りを置いて、少しにぎやかな感じにしています。生徒さんに人気のタイ人形もお正月飾りを手に持っています!(下記の写真ご参照)。

 

 さて、お正月休みの間、レッスン室の掃除だけでなく、ピアノの調律や、教材の準備などもしていました。

 

 教材の準備としては、まず「童謡曲集ノート」に、新たに「ほたる」と「なべなべそこぬけ」を加えました(写真ご参照)。

 

 どちらも初心者に弾き易い右手のきょくですが、次の段階のテキスト(両手弾き用)でもこの2曲が登場するので、ここで慣れておくと、「次が楽」ということもあります。

 

 また「音符カード」の補充用のものも作りました。音符カードは、どの生徒さんに差し上げいるものですが、レッスンの最後に、音読みの練習用に使っています。

 

 慣れて来ると、難しいものを2~3枚ずつ増やして行き、音読みの幅を広げて行くのですが、ピアノで弾くことより簡単なせいか、生徒さん達は楽しみながら取り組んでくれています。

 

 ここのところ、朝晩の寒暖の差が大きくなり、体調管理が難しくなっています。また幸い周囲での感染者は出ていませんが、コロナだけでなく、インフルエンザについてのニュースもよく聞く様になって来ました。中にはご家族に受験生がおられて、落ち着かないとの話をしている生徒さんもいます。

 

 なかなか普通の生活を送るのが難しい時期ですが、無理せず、健康第一で、新しい年のスタートを切って欲しいと思っています。


<サンタを迎える飾り付け!

2022.12.11更新

 

 今日は、お昼頃には一旦寒さが和らぎましたが、夕方になって雨が降り出すと、気温も下がって来ました。12月も半ばに差し掛かり、冬本番が近づいているのを感じます。

 

 さて、発表会が終わって早1ヶ月が経ちました。生徒さん達は、気が抜けるどころか、以前にも増して、一生懸命にレッスンに取り組んでくれています。

 

 発表会で自分の演奏をご家族など大勢の方々の前で演奏したことが励みになっているのは勿論、他の生徒さんの演奏を聴いたことも、良い刺激になっている様です。

 

 今更ながらですが、発表会の準備は、プログラム作成や、司会進行の打ち合せ、会計、臨時レッスン等など、主催者として、気が抜けないものですが、こうした生徒さん達の、発表会を経ての成長や、「来年の発表会で何を弾こうかな!」と話しているのを聞くと、良かったと思います。

 

 ところで、今年もクリスマスの飾り付けをしました(下記の写真参照)。玄関周りを華やかにする一方、レッスン室は、練習に集中出来る様に、控えめにしています。

 

 「ツリーを飾っていない家にはサンタが来ない」と聞いたので、クリスマスツリーを、玄関とレッスン室のピアノの前の2ヶ所に置きました。どちらのツリーも、枝が折れそうな程の飾り付けをしていて、サンタさんを迎える準備は万端です!

 

 タイの木彫りの人形もクリスマス仕様に衣替えです! 東南アジアの人形がサンタの帽子をかぶった姿は、一見奇妙ですが、見慣れてくると不思議と似合っています。生徒さん達も喜んでくれて、珍しそうに眺めたり、触ったりしています。

 

 気がつけば、今年も残り3週間。何かと慌ただしい中ですが、一生懸命に練習に励んでくれている生徒さん達に負けない様に、私も一つ一つのレッスンに集中して、良い形で今年を締めくくれる様にしたいと思います。 


<発表会で自分らしさ表現!

2022.11.13更新

 

 ここのところ過ごしやすい穏やか陽気の日が続いています。気がつけば銀杏の木も黄色く色づいて来ていて、晩秋のたたずまいを感じます。

 

 さて11月6日(日)に、当教室のピアノ発表会を開催し、盛況の内に無事終了致しました。発表会は当ピアノ教室の最大のイベントですが、滞りなく行えたのは、生徒の皆さんの頑張りと、ご協力を頂いたご家族の皆さんのお陰と、心から感謝しています。

 

 生徒の皆さんには、何ヶ月も前から、一生懸命練習に励んでもらいましたが、本番ではその成果を充分に発揮してもらえたと感じています。是非、この経験を今後に活かして欲しいと思います。 

 

 プログラムは、第1部のソロと、第2部の連弾という構成でしたが、連弾の部には、多数の保護者の方々にご参加頂きました。皆さんお忙しい中で、ご自分の練習だけでなく、「合わせ」もあって、さぞかし大変だったと思いますが、本番では息の合った演奏を披露頂きました。

 

 発表会の最後には、講師演奏として、私が、イタリア映画「ひまわり」のメインテーマ(マンシーニ作曲)を演奏しました。戦争で引き離された夫婦の過酷な運命を描いた名画で、ソフィア・ローレンが主演したということでご存知の方も多いと思います。

 

 映画の中で登場する、スクリーン一杯に広がるひまわり畑のシーンは、ウクライナのヘルソンで撮影されたとの話がある他、ウクライナの国花がひまわりであることから、今年、いろいろなところで改めて取り上げられています。私も、戦争が一日も早く落ち着くことを願いつつ、心を込めて演奏しました。

 

 当教室では、「音を楽しみながら」をモットーに、生徒の皆さんと常にコミュニケーションを取りながらレッスンを進めていて、発表会は、そうしたことの集大成でもあります。肩の力を抜いて、生徒さん一人一人が、それぞれ自分を表現する! 今年の発表会もそうした場になったのであれば嬉しい限りです。


<発表会とハロウィンの仮装!

2022.10.10更新

 

 ついこの間まで、暑い日が続いていたのに、急に気温が下がり、慌てて長袖を引っ張り出したりしています。秋を通り越して、一気に冬が来た様です。

 

 さて、ピアノの発表会まで1ヶ月を切り、生徒の皆さんは発表曲の練習に熱が入っています。本番で弾けるのは1回だけなので、レッスンでも、普通は数回繰り返して調子を上げて行くところを、1回目から上手く弾ける様に、集中してもらっています。

 

 また舞台に登場するところにも慣れてもらうために、私が司会役となって生徒さんのお名前を呼び、ピアノの前で1回お辞儀をしてもらってから、弾き始めることも始めました。実践的な練習で、本番での緊張を少しでも和らげられたらと思っています。

 

 そうした中、ハロウィンが近づいて来たので、今年も飾り付けをしました。昨年までは、レッスン室の中にも飾り付けをしていましたが、発表会に向けて気が散らない様に、今年はレッスン室の中は止めて、玄関周りのみにしました(写真参照)。

 

 木彫りのタイ人形は、紫色のマントを羽織りオレンジ色の帽子をかぶっていて、アジアのものですが、顔の彫りの深さもあって、ハロウィンの飾り付けが意外に似合っていて、生徒さんも面白がっています。

 

 カボチャも、昨年は本物の大きなものを置いていましたが、今年はぬいぐるみのものにしてみました。フカフカなので、生徒さんが押すと、奇妙に形が変わったりしています。

 

 ハロウィンの仮装には、魔除けの効果もあるということを聞いたことがあります。急に気温が下がって来た中、発表会に向けての大事な時期に、生徒の皆さんが風邪などひかず、元気に当日を迎えてくれたらと思っています!


<レッスンでの豊富な「メニュー」を目指して

2022.9.4更新

 

 日中はまだまだ暑さがこたえますが、ここのところ、朝晩は多少過ごしやすくなって、秋の訪れを感じたりしています。空の雲も、少しずつ秋めいて来ている様です。

 

 さて、当教室では、これまでもこの稿でご紹介をしている通り、11月の発表会に向けて、練習に励んでいる生徒さんが多くいらっしゃいますが、その他にも、まだ初心者で、「童謡曲集ノート」の楽曲などを1曲ずつマスターしようとしている生徒さんや、ご自身のために、ショパンや映画音楽のテーマなどのお好きな楽曲の完成を目指してじっくりと取り組んでいる大人の生徒さん等、いろいろな生徒さんがいらっしゃいます。

 

 そうした中で、各人のレベルや目的に合わせて、指導の仕方を変えたり、工夫をしたりしながら、レッスンを進めることを心掛けています。

  

 例えば、初心者の生徒さんには、レッスンの最後の5~10分で、音符カード(下記の写真参照)を使って、音読みの練習をしています。カードを順番にトランプの「七並べ」の様に置いたりもします。どの生徒さんも、これがピアノを弾くよりも簡単で楽しいからか、とても張り切って答えてくれています。

 

 その他、練習の励みになる様に、練習回数を数えるおもちゃを取り入れたりもしています(写真参照)。

 

 また高学年の生徒さんには、カードを使って、イタリア語表記の音楽用語の勉強もしています(写真参照)。カードには、覚えやすい様にイラストをつけているのが特徴です。これらの用語は、中学校の音楽の授業で学び、テストの問題になったりもするので、小学校のうちに慣れ親しんでおくと、便利です。

 

 レッスンでは、翌週までの「目標」を定めますが、そうした際にも、学校の勉強や行事の忙しさや、また社会人の方の場合には、お仕事の都合等もあるので、そうしたことを加味しながら、無理のない課題を出す様に心掛けています。

 

 様々な生徒さんとのレッスンは、変化に富んでいて、こちらも励みになります。これからも、生徒さんお一人お一人に合った「メニュー」の提供が出来る様に、精一杯頑張って行ければと思っています!


<レッスン室を楽しく!

2022.8.7更新

 

 ここ数日、多少暑さが和らいでいますが、それでも日中はかなり蒸し暑いので、やはりエアコンに頼りきりです。

 

 そうした暑さの中ですが、生徒の皆さんは、真面目にレッスンに来てくれています。夏休みでじっくり練習が出来るためか、学校や幼稚園・保育園がある時に比べて、上達の幅が大きく、嬉しい限りです。

 

 特に、発表会に出演予定の皆さんは、一段とレッスンに熱が入っていて、張り切っているのがひしひしと伝わって来ます。

 

 さて今回は、まず、初心者で、まだ右手だけの練習をしている生徒さん向けに、左手も付けて弾き始めるための、簡単な楽譜をご紹介したいと思います。

 

 それが、下記の写真の楽譜ですが、左手の部分は、五線譜ではなく、分かり易いように「記号」で音を表しています。これを使って、左手を使うことに少し慣れたところで、普通の両手用の楽譜に移っていきます。

 

 ちょっとした工夫ですが、ピアノへの親しみを自然に高めてもらうためには、こうしたことが、意外に大事だと感じています。

 

 ところで、最近、レッスン室のカーペットを新しいものに変えました(写真参照)。以前のものが古くなったので買い換えたのですが、生徒さん達は、早速目ざとく見つけて、盛り上がってくれています。

 

 カーペットの上を、ゴロゴロと転がったり、表面がツルツルしているので、スケートのように滑ったり、またオリエンタル風の模様が、占い館のように見えるため、「先生、占いごっこしよう!」という生徒さんもいるなど、皆さん反応は様々ですが、結構楽しんでいます。

 

 当教室では、小さい生徒さんが多いことから、ピアノへの親しみを持ってもらうために、音符カードを使ったり、「童謡曲集ノート」の表紙を犬の絵にしたりしていますが(写真参照)、レッスン室を楽しい雰囲気の場所とする上で、カーペットも一役(ひとやく)買ってくれていると感じています!


<「発表会」の準備期間

2022.7.16更新

 

 今年は6月中に梅雨明けとなり、長い夏が始まり、大変だと思っていました。玄関周りにも、涼しげなキャンドルを飾ったりしていましたが(下記の写真参照)、ここに来て梅雨の時期に逆戻りした様な雨がちの天気が戻って来ていて、不順な天候に、玄関周りの花も戸惑っている様です(下記の写真参照)。

 

 さて、11月の発表会に向けての準備を始めています。既に曲決めが終わった生徒さん達はそれぞれのペースで譜読みを進めています。

 

 従来は、発表会の準備には4ヶ月程の期間を充てていましたが、昨年は、コロナの影響で発表会の日程を当初から2ヶ月程後ろ倒しにしたので、結果として準備期間も2ヶ月伸び、6ヶ月程度になりました。

 

 そうした中で、生徒さん達は、伸びた2ヶ月の準備期間を、飽きるどころか、大変熱心に練習に励んでくれて、普段の年に比べて、弾き込みが良く出来た分、発表会に自信を持って臨んでくれた様に感じていました。

 

 こうしたことから、今年は、11月の発表会に向けての準備を、5月~6月の時期に始めたのですが、「本番では上手に弾きたい!」との強い思いが、どの生徒さんにもある様で、今の時期から皆さん一生懸命に練習をしてくれています。

 

 中には、レッスン室に入るなり「今週はいっぱい練習して来た」と言って、手指の消毒が終わるやいなや、最近新しくしたピアノの椅子(下記の写真参照)に座って、すぐに曲を弾き始める生徒さんもいて、こちらもとても張り合いがあります。

 

 初心者の生徒さんなどの場合には、まだはっきりと曲を決めず、上手に弾ける様になった曲の中から一番良さそうなものに絞り込むということも考えていますが、今から「先生、発表会ではこの曲にしたい!」などと、自分から言ってくれたりしています。

 

 来週からいよいよ夏休みがスタートします。生徒さん達には、家族旅行などの楽しいイベントや、勉強の講習など、いろいろと予定がある様です。

 

 そうした中ですが、発表会に向けての前向きな気持ちを持ち続け、ピアノの練習にも引き続き熱心に取り組んでもらえる様に、こちらも生徒さん達の気持ちを盛り上げて行ければと思っています。


<「発表会」の曲目を選ぶ!

2022.6.5更新

 

 ここのところ、雨の日が多く、日中の気温も初夏を思わせるくらいまで上がって来ています。なかなか丁度良い時期というのは続かず、蒸し暑い季節を迎えてしまった様です。そんな中、玄関前では、ペチュニアが満開となっています(写真参照)。

 

 さて、目下、11月の発表会に向けて、演奏曲の選定の真最中です(写真参照)。有名なピアノ曲が弾きたい生徒さん、大好きなアニメソングが良いという生徒さん、ディズニーやジブリ作品が好きだという生徒さんなど、希望は十人十色です。生徒さん1人1人のレベルや、自宅の練習時間などを考慮しながら、曲を決めています。

 

 また「連弾の部」の曲は、まだ小さい生徒さんの場合には、お母様やお父様と演奏してみたいと希望されるケースが多いのですが、あまり保護者のパートが難しいと、準備の負担が大きいので、私が連弾曲の楽譜を弾き易い形に書き変えたりもしています。

 

 もちろん、中には、保護者のパートが簡単過ぎて物足りないということも出て来ます。そうした場合には、皆さんの仕上がりを見て、書き直したりするするので、今の段階では、出来るだけ伴奏パートをシンプルなものにしています。

 

 まだ11月の本番は5ヶ月も先ですが、こうして準備をしていると、生徒の皆さんや、連弾に参加される保護者の皆さんが、発表会をとても楽しみにされているのが、ひしひしと伝わって来ます。

 

 今週も、毎日発表会用の楽譜を書いたりしていましたが、皆さんの期待に応えられるように、精一杯、準備をして行きたいと思っています。


<今年度の「発表会」の日程が決定!

2022.5.15更新

 

 今日はどんよりとした曇り空で、少し肌寒い感じですが、庭のベランダにあるゼラニウムは満開で、色鮮やかな花が見頃になっています(写真参照)。

 

 また下記には、当教室の新しい看板の写真もUPしました。以前この項でご紹介した木製のものが傷んでしまったので、今度はアクリル板のものにしてみました。今回も手作りです。

 

 入り口の扉に取り付けたのですが、ちょうど子供の目線の位置なので、生徒さんは新しい看板にすぐに気がついてくれました。黄色をベースとしているので「おもちゃのブロックのようだ」と喜んでくれる生徒さんもいて、張り合いがあります。

 

 さて、前置きが長くなりましたが、今年度の発表会の日程が下記の通り決定しました。

 

【2022年度発表会】

  • 日時:2022年11月6日 (日) 午前中~午後にかけて
  • 場所:練馬区の関区民センター

  内容は、「第一部:ソロ演奏、第二部:連弾演奏」とする予定で、構成としては昨年度と変わりません。

 

 昨年度はコロナの関係で、時期が迫ってから日程を取り直したために、ホールの手配が午前中のみとなってしまい、少し慌ただしさがありましたが、今年度は午前・午後の通しで予約出来ているので、余裕のある感じに出来ると思います。

 

 生徒さん達にも、さっそく発表会のことをお伝えしましましたが、皆さん大変喜んでくれています。また連弾の部では、昨年に続いて親子で参加という方々もたくさんおられ、ご家族で楽しみにされています。 

 

 発表会は、当ピアノ教室にとって、年間の最大のイベントです。これから皆さんの希望もお聞きしながら、曲目を決め、レッスンも、発表会を目標として、進めて行くことになりますが、皆さん張り切って練習をしてくれるので、例年、生徒さん達は、発表会をきっかけに上達してくれています。

 

 まだ「Afterコロナ」とはいかないかもしれませんが、感染対策をしっかりとした上での「withコロナ」という形ででも、予定通りの開催が出来ればと思っています。


<「大きな鍵盤」と「音譜カード」を使って

2022.4.30更新

 

 今日は朝方こそ多少肌寒さを感じましたが、日中は気温が上がり、この季節らしいすがすがしい陽気となりました。ベランダのゼラニウムが今年も咲き始め、庭先が色鮮やかになって来ました(写真参照)。

 

 さて最近、まだ就学前の初心者の生徒さんのレッスンで、大きな紙製の鍵盤(写真参照)を使っています。実は4年程前に作って少し使った後、ずっとしまっていたものを、最近また使い始めたもので「大きな鍵盤」と呼んでいます。

 

 まだ幼い生徒さん達が、45分間のレッスンで、じっとピアノの前に座っているのは結構大変なので、レッスンの途中で、一度ピアノの椅子から降りてもらい、気分転換がてら「ドレミ」の学習をしてもらっているのですが、その際にこの紙の鍵盤を使っています。

 

 かなり大きめに作ったので、身体を移動させないと鍵盤の端から端まで届かないので、動きながら「弾く」ことになるのですが、生徒さんにはそれも楽しいようです。

 

 また最近、「音譜カード」の新しいものも、幼少の生徒さんとのレッスンで使うようにしました。「音譜カード」は、表面には音符が書かれていて、裏側には、その音符の読み(ド、レ、ミ等)を書き込んであるもので、音譜の「読み」を練習するためのものですが、従来のカードが、1つの音譜だけだったのに対して、新しいカードは、3つの音譜を並べているので(写真参照)、「3つの音のカード」といっています。

 

 音譜が並べてあるので、ただ「ミ」などと言うだけでなく、「ミ、ソ、ド」や、「ソ、シ、レ」などと、音程をつけて答えてもらっています。もし音程が間違っていれば、不正解となるので、ゲームとしてより面白く感じられるようです。

 

 また元々の「音譜カード」は、皆さんに差し上げていて、いつもレッスン用のカバンの中に入れておいてもらっていますが、今度の新しいカードは、生徒さんにはお渡しせず、私が持っていて、「ドレミ」の学習の際にパッと生徒さんの前に出して、答えてもらうようにしています。

 

 こうしたこともあって、「3つの音のカード」は、少し易しいものにしてみたのですが、簡単過ぎて、すぐに「正解」となってしまうことも多いので、頼もしい限りです。今度は多少難しい問題も用意しようと思っています。

 

 音楽は「音を楽しむ」と読めますが、その言葉通り、「楽しむ」という感覚を、出来れば多くの生徒さんに身につけてもらいたいと思っています。今回ご紹介した「大きな紙の鍵盤」や「音譜カード」をレッスンで取り入れているのも、そのためです。

 

 もちろんピアノの技術も大事ですが、特に幼少の生徒さんは、まず、音楽を楽しいもの、身近なものと感じてもらえるかどうかが、その後のレッスンへの向き合い方に影響しているように思います。

 

 これからも、いろいろと工夫をすることで、生徒さん達に、音楽を「楽しいもの」と感じてもらえるように、努めて行きたいと思います。 


<新年度のスタート!

2022.4.3更新

 

 今日は冬が逆戻りした様な肌寒さですが、近所の桜は満開で、折からの雨に打たれながらも美しさを際立たせていました(下記の写真参照)。

 

 さて、短い春休みももうすぐ終わり、新学期が始まろうとしています。当教室でも、この時期、新規での入会の方が多く、体験レッスンに来て下さる方もいらっしゃいます。

 

 そうした中で、導入用のテキストとして使っている「童謡曲集ノート」を数冊まとめて作りました(写真参照)。このテキストは、就学前の初心者の生徒さんに、人気のある曲や、本人が気に入った曲を、出来るだけたくさん弾いてもらい、ピアノに親しんで欲しいという方針で使っているものです。

 

 当教室での手作りのテキストなので、以前、教室として使い始めた当初は、レッスンでの経験をもとにして、試行錯誤を繰り返し、曲目や曲順の入れ替えを頻繁に行っていましたが、今では内容が大分固まって来ています。

 

 ただ、それでも、その時々の生徒さん達の意見や反応を見ながら、改良をする様に心掛けています。実は、最近、「童謡曲集ノート」に載せている「ドラえもんの歌」が、一時代前のもので、知らない生徒さんが増えて来たので、今のものに入れ替えました(写真参照)。

 

 新しい「ドラえもんの歌」は、初心者の生徒さんが弾くには、以前のものにも増して、リズムや音の動きが難しくなったので、歌ったりして、曲の特徴をつかんでもらうなどの工夫もしています。

 

 春本番まで後もう少し。新学期を迎える生徒さん達と共に、新しい年度を張り切ってスタートしたいと思います。